ティフィン

08/7/17
函館競馬場
16日は函館Wコースでの追い切り。「レースを1週延ばしましたが、その分乗り込めましたし、いい状態で出走できそうです。素軽い動きをするので、芝1200mという条件も合っているでしょう。以前ゲートでごねたことがあるので実戦でどうかという心配はありますが、まずはいいレースを期待したいところです」(松元師)20日の函館競馬(2歳新馬・芝1200m)に藤岡佑騎手で出走。

08/7/16(水) 藤岡佑 函館W・良 67.0 - 51.8 - 38.6 - 13.6 一杯に追う(7)
ナスザン(古500万)馬なりの内追走3F併0.2秒遅れ

妹に託されたクラシックの夢/ティフィン

昨年のオークスをローブデコルテで制し、クラシック初制覇を成し遂げた松元厩舎。今年は、ファリダットがNHKマイルCで5着に入るなど、毎年コンスタントに活躍馬を送り出している。現2歳世代の管理馬は、まだ勝ち星を挙げていないが、来年のクラシック戦線を賑わせてくれそうな有力馬が、今週デビューを迎える。

 父トワイニング、母エラティス、母父エルグランセニョールという血統のティフィン(牝)だ。半兄は昨年の菊花賞で2着のアルナスライン(父アドマイヤベガ)。父はトワイニングに変わったが、先日、産駒のバイラオーラが新馬勝ちするなど、血の勢いも見逃せない。

 兄は540キロを超える雄大な馬体の持ち主だが、妹は430キロ前後と華奢な体つき。しかし「ケイ古を積んでもカイ食いがいいから、馬体は増えているよ」と、青木助手が話すように、入厩後も体は大きくなっている。先週の追い切りは、函館のWコースで僚馬ラヴェリータ(牝2歳)と併せ馬。ゴール前仕掛けられて、ラスト1F13秒2(5F67秒5)をマークし、すでに出走態勢を整えている。

「追うごとに前向きな姿勢を見せており、動きも良くなっているね。乗り込み量も十分ですよ」と、青木助手は手応えをつかんでいる。兄が成し得なかったクラシック制覇の夢を掴むことが出来るか。20日函館4R芝1200m、藤岡佑騎手とのコンビで出走予定だ。
http://www.uhauha.net/pog0809/news/news2008071602.html

最後の1ハロンが少し時計がかかってますね。そのせいもあって併せて遅れをとる形に。調教時計=競争能力でないのは重々承知なんですが心配は心配ですね。あとは当日の藤岡兄が頑張ってくれるのを期待したいと思います。