ティフィン(3歳未勝利)


09/2/22
松元厩舎
22日の京都競馬では中団から進め直線もしぶとく脚を伸ばすが、前を行った馬に残られ3着。「スタートから押していっても行きっぷりが今ひとつで先団に付いていけませんでした。前が止まらない馬場状態だったので、本当はもう少しいい位置で運びたかったですね。それでも仕掛けると馬と馬の間を抜けてこれたし、最後までしっかり伸びてくれています。ただ、切れるというよりはジリジリと脚を使うタイプなので、京都よりも直線に坂があって前が止まりやすい阪神の方がいいかもしれませんね。間隔が詰まっていても体が増えていたように、だいぶ馬がしっかりしてきているように感じますので、距離を延ばしたりと条件を変えてみるのもいいかもしれません」(藤岡佑騎手)「勝負どころからジョッキーが仕掛けてもなかなか進んでいかずに今回もズブかったですね。ダートではいつも掲示板にくる堅実さがある反面、勝ちきるまでいかないので、もう一度芝のレースも考えています。北海道で芝のレースを使っていた頃と比べると馬体も成長しているし、少し距離を延ばせば追走も楽になると思います」(松元師)惜しい内容が続く現状を踏まえ、芝のレースや距離延長などを含めて次のレースを検討していきます。

正直、確勝かと思っていましたがまさかの3着。改めて競馬の難しさを実感させられました。前走の反省点を生かしきれていないと藤岡騎手を非難する声がありますが結果的には同じような内容になるもスタートから気合を付けて前に行こうという意思を見せていますしあれ以上押していけば末が甘くなってしまうでしょう。残念ではありますが止む終えない騎乗だったと考えます。レース結果が出てからなら何とでも言えますからね。
次走ですが血統的に函館の重い芝には適性が低いと思っているので芝でもやれるのではと考えています。ただ勝てないまでもいい流れで来ているところで1度惨敗してスランプまでは言わないまでも悪い流れにならないか心配になってしまいます。先生が最適なレースを使ってくれると信じていますので早く1つ勝ちたいですね。